帰宅して、エアコンをつけようとした手が止まる。テレビのリモコンの下に、エアコンのリモコンが隠れているからです。
たとえばテレビ台の上にHub 3を置けば、画面を見ながらダイヤルでシーンを呼び出せる。寝室の机なら、Hub Mini Matter対応を小さく置いて、スマホからエアコンだけを動かす暮らしもできます。
ただし、同じ「家電をまとめる」製品でも、Hub Mini Matter対応は5,980円、Hub 2は9,980円、Hub 3は14,980円。部屋の温湿度を測るのか、Matterの機器を増やすのか、そもそも本体を見える場所に置いて触るのかで、払う意味が変わります。
選ぶときは、赤外線家電をまとめるだけか、温湿度を自動化へ使うか、画面とダイヤルを毎日触るかを先に決めます。今の家ならどの一台が合うか、Hub 2から買い替える必要があるかも見えてきます。
- 1部屋の赤外線家電を小さくまとめるなら、Hub Mini Matter対応
- 温湿度・照度を使う自動化の基準点なら、Hub 2
- 画面、ダイヤル、人感、Bluetoothリモコンを置いて使うなら、Hub 3
- すでにHub 2が安定しているなら、増やしたい機能が書けるときだけ買い替える
この記事の価格、仕様、商品カードの確認日は2026年7月29日です。価格は日本公式商品ページの確認時点の表示価格で、セール、カート内割引、販売元、在庫によって購入時の条件は変わります。リンク先で価格とセット内容を確認してください。Matterの連携台数は、第三者サービスへ同期できるサブデバイス数を指し、赤外線リモコンの登録台数そのものではありません。
まず見るのは、家電の数ではなくHubを触る場面

寝室のエアコン、リビングのテレビ、書斎の照明。赤外線リモコンで動く家電なら、Hubを経由してアプリや連携サービスから操作できます。朝の目覚まし前にエアコンを入れ、仕事を終えたら照明を落とす。便利さの正体は、家電が増えることではなく、手元の動作を一つに寄せられることです。
一方で、赤外線は壁や家具を越えて万能に届く通信ではありません。テレビ台の扉の中や、機器の背面に隠しても、登録画面では成功することがあります。あとで操作が通らず、Hubだけを見える場所へ戻す。この順番になると、最初の置き場所が惜しくなります。
SwitchBot公式のHub 3対応機器表では、テレビ、エアコン、照明、扇風機、プロジェクターなどが案内されています。家電側のリモコン方式や操作項目で対応範囲は変わるため、特殊な機器ほど購入前にHub 3の対応機器表を開き、使いたい操作が載っているかを確かめます。Hub 2やHub Mini Matter対応でも、家電の型番とリモコン方式を先に確認しておくと安心です。
リモコンをまとめるだけなら、上位モデルを買う理由にはなりません。 Hub Mini Matter対応は小さな橋渡し役、Hub 2は部屋の状態を測る基準点、Hub 3は画面を見て触る操作盤です。価格の順ではなく、この三つの役割で読み分けます。
3モデルの差は、追加される機能の順番で読む

3モデルの事実を、生活での意味に置き換えます。寸法、重量、入力電源、価格は日本公式商品ページ、Matter連携とセンサーの比較はSwitchBot公式サポート表で突き合わせました。
| モデル | 公式仕様で見る差 | 暮らしでの意味 | 編集判断 |
|---|---|---|---|
| Hub Mini Matter対応 | 65×65×20mm、36g。Matterの同期は4台。温湿度・照度センサーは非対応 | 1部屋の赤外線家電を小さくまとめやすい | センサーや本体操作を使わないなら、最初の橋渡しに向く |
| Hub 2 | 80×70×23mm、63g。Matterの同期は8台。温湿度・照度センサーとタッチ操作に対応 | リモコン整理に加え、部屋の状態を自動化の条件にできる | 画面は要らないが、測るところまで始めたい家の基準点 |
| Hub 3 | 126×94×38mm、190g。Matterの同期は30台。画面、ダイヤル、人感、Bluetoothリモコンなどに対応 | スマホを開かず、机上の操作や表示で家を動かせる | 見える場所に置き、画面と操作を毎日使う人向け |
確認日の公式表示価格は、Hub Mini Matter対応が5,980円、Hub 2が9,980円、Hub 3が14,980円です。MiniからHub 2は4,000円、Hub 2からHub 3は5,000円の差があります。差額を「いつか使うかもしれない機能」ではなく、センサー、Matterの台数、画面とダイヤルのどれに払うのかへ置き換えると、比較が急にしやすくなります。
家電を数台まとめ、温湿度も見たい。MatterでつなぐSwitchBot製品が8台以内で、画面やダイヤルまでは要らない。この条件なら、Hub 2が最初の候補です。カードを開く前に、商品ページで現在の価格、5V2A電源アダプター、温湿度センサー付きケーブルを含むセット内容を確認してください。公式、楽天、Amazonの順に、同じHub 2を比較できるようにしています。
将来の拡張だけを理由にHub 3へ上げる前に、増やす機器と本体で触る操作を書き出します。Matter連携が8台以内で、画面やダイヤルを毎日使う場面が浮かばないなら、Hub 2の差額をセンサーや別の部屋へ回すほうが納得しやすいでしょう。
Matterの台数は、数か月後の拡張で効いてくる

公式比較表のMatter同期台数は、Hub Mini Matter対応が4台、Hub 2が8台、Hub 3が30台です。これはApple HomeやGoogle Homeなどの第三者サービスへ、Hub経由で見せられるSwitchBotのサブデバイス数。赤外線リモコンを4台、8台、30台までしか登録できないという意味ではありません。
この数字が気になるのは、買った当日ではなく、カーテンやロック、照明、センサーを足し始めた数か月後です。今はエアコンとテレビだけでも、家族の部屋まで同じサービスへ集めるなら、4台はすぐに数えたくなります。反対に、1部屋で完結するなら、30台のために本体を大きくする必要はありません。
Matterを使うにはHubのほかに、機器を表示・操作する側のコントローラーやハブが必要です。公式の互換表では、Apple Home、Google Home、Alexaなどが例として案内されています。家にその受け皿がない場合は、Hubのモデル差より先に、どのサービスを中心にするかを決めます。
センサーの差は、価格の順だけでは読み切れません。
- Hub Mini Matter対応は、公式比較表で温湿度・照度センサーが非対応です。赤外線家電と少数のMatter機器をつなぐ橋として考えます。
- Hub 2は、温湿度センサー付きケーブルと照度センサーを使い、室温や明るさをシーンの条件にできます。
- Hub 3は、温湿度・照度・人感に加え、画面へ天気、日時、連携した機器の状態などを表示できます。CO2表示を使う場合は、別売の対応モニターが必要です。
Matterの台数は将来の広さ、センサーは今日の自動化を決めます。 ここを分けて考えると、「30台だからHub 3」という短絡を避けられます。Matterの仕組みや対応製品を先に整理したい人は、SwitchBotエコシステムの組み立て方も参考になります。
Hub Mini Matter対応は、1部屋の橋渡しを小さく始める

Hub Mini Matter対応の良さは、役割がはっきりしていることです。寝室のエアコンとテレビ、仕事机の照明。まず一つの部屋だけをスマホ操作へ変えたいなら、65mm角、36gの小ささと5,980円が効きます。
Matter同期は4台まで。少数のSwitchBot機器をApple HomeやGoogle Homeへ出したい人にも向きます。ただし、公式比較表では温湿度・照度センサーと本体のタッチ操作は非対応です。帰宅前にエアコンを入れるだけなら十分でも、「暑くなったら動かす」「暗くなったら照明を変える」まで本体を起点にしたい人は、Hub 2との差額を先に見ます。
購入ページで確認する一点は、商品名が旧Hub Miniではなく「Matter対応」になっていることです。あわせて、5V1Aまたは5V2Aの入力条件、電源アダプターの有無、単品かセットかを確認します。楽天とAmazonでは販売元やセット内容が変わることがあるため、価格だけでなく同じ本体を選べるかを見比べます。
Hub 2は、測るところまで始めたい家の基準点

Hub 2は、赤外線リモコン、温湿度、照度、タッチ操作を一つにまとめたモデルです。温湿度センサー付きケーブルを、窓際でもエアコンの風でもない場所へ伸ばす。すると「暑くなったら冷房を入れる」「暗くなったら照明をつける」という自動化の条件を、部屋の状態から作れます。
TechHiveのHub 2レビューでも、温湿度センサーは本体ではなくUSBケーブル側にあると紹介されています。赤外線も家電の方向が条件になるため、センサーを測りたい場所と、家電へ信号を届ける場所を同時に考える必要があります。日本の部屋では、電源コンセントからテレビ台までの距離と、ケーブルを窓際へ逃がせるかが意外な分かれ目です。
Hub 3ほど大きくなく、Matter同期は8台。カーテン、ロック、プラグ、センサーを少しずつ足す家庭なら、Hub Mini Matter対応の4台より余裕があります。Hub 2は安価な妥協案ではなく、測るところまで始めるための基準モデルです。 反対に、スマホや音声だけで操作が完結し、部屋の状態を自動化へ使わないなら、Hub Mini Matter対応で目的を満たせます。
購入後の置き方は、SwitchBot Hubをリビングで使う配置例もあわせて確認できます。カードを選ぶときは、価格だけでなく、センサー付きケーブルと5V2A電源アダプターを含む同梱品が、選んだ販売先のセットに入っているかを見ます。
Hub 2を基準にしやすい人
- リビングや寝室の赤外線家電をまとめたい
- 温湿度や明るさをシーンの条件にしたい
- Matterへ同期する機器が8台以内に収まりそう
- 画面やダイヤルより、コンパクトさと価格を優先する
Hub 3へ先に進む人
画面やダイヤルを毎日使う、Bluetoothリモコンをまとめたい、9台以上のMatter機器を第三者サービスへ同期したい。このどれかが具体的なら、Hub 2を買ってから買い替えるより、先にHub 3の置き場所と価格を比べたほうが二度買いを避けやすくなります。
Hub 3は、画面とダイヤルを置く意味がある家へ

Hub 3は、Hub 2を大きくしたというより、画面と操作部を加えた製品です。126×94×38mm、190gの本体を棚や机に見えるよう置き、画面、ダイヤル、4つのカスタムボタンへ手を伸ばして使います。スマホを取り出すより、本体を一度触るほうが早い場面が家にあるかが分岐になります。
公式比較表では、Matter同期30台、Bluetoothリモコン、赤外線のオフライン操作、人感などがHub 3側の差として案内されています。日本公式商品ページの赤外線送信距離は最大30mですが、家具の裏や別室まで確実に届く距離ではありません。数字は置き場所を考える出発点で、家電との間に壁がないかを先に見ます。
SmartHomeSceneのHub 3レビューは、Hub 3を隠すハブではなく、表示を見て操作する前提の本体として紹介しています。Matter Alphaのレビューは、画面や物理操作を使わない人には機能が余りやすいと指摘しています。朝にダイヤルで照明を調整し、画面で温湿度を確認し、テレビのリモコンを机上から動かす。この一連の動作が浮かぶなら、14,980円の差額にも使い道があります。
購入前に確認する一点は、Hub 3で操作したいBluetoothリモコンや赤外線家電が対応機器表に載っていることです。カードを開いた先では、5V2A電源アダプターを含むセット内容、商品名、現在の価格を確認してください。公式、楽天、Amazonは同じHub 3を比較できるようにしています。
置き場所は、機種の機能を使えるかで決める

機種を決めたら、次は置き場所です。ここを後回しにすると、設定画面では成功しているのに、実際の生活では反応しないという残念な状態になりがちです。Hubを買う前に、家電へ向ける本体、センサーを測りたい場所、画面を見たい場所の三つを間取りへ置いてみます。
置く前に確認すること
- Hubを操作したい家電が見える方向へ置く。テレビ台の扉の中や、金属製の棚の奥は避ける。
- 自宅の2.4GHz Wi-Fiを確認する。SwitchBot公式のHub 3設定手順も、2.4GHz帯への接続を前提にしています。
- Hub 2やHub 3のセンサーケーブルは、吹き出し口、直射日光、熱を持つ機器のすぐ横に置かない。
- Hub 3は画面を立ったまま見られるか、ダイヤルへ手が届くかを確認する。見えない棚へ隠すなら、Hub 3の役割が一つ減ります。
- Matterを使う場合は、Apple Home、Google Home、Alexaなど利用するサービス側のコントローラーを先に用意する。
- 最初はエアコンかテレビを1台だけ登録し、普段座る場所から操作できるか試す。その後にシーンとMatter連携を足す。
公式の初期設定では、アプリの追加デバイスからHubを選び、Wi-Fi情報を入力します。先に家電を全部登録するより、一つの成功を基準に置き場所を微調整したほうが、原因を切り分けやすくなります。詳しい導入手順はSwitchBotを賃貸住宅で使うときの準備にもまとめています。
Hub本体をテレビのそばに置き、センサーだけを窓際へ伸ばすと、操作と計測の役割を分けられます。ただし、窓の直射日光やエアコンの風が当たる場所では室内の代表値になりにくいため、冷房の判断に使うのか、結露を見たいのかを決めてから位置を調整します。
いま買う一台を、生活の一場面で決める

Hub 2からHub 3へ替えるなら、いま困っている場面がどの機能で消えるかを書いてみます。それが書けるかどうかが判断の境目です。
Hub Mini Matter対応を選ぶ場面
- エアコンやテレビなど、1部屋の赤外線家電を数台まとめたい
- Matterへ同期したい機器が4台以内に収まりそう
- 温湿度・照度を条件にせず、本体の画面やダイヤルも使わない
Hub 2を選ぶ場面
- 部屋の温湿度や照度を自動化へ使いたい
- Matterへ同期する機器が8台以内で、画面は必要ない
- センサーケーブルを伸ばせる場所と、本体を家電へ向ける場所がある
Hub 3を選ぶ場面
- Matterへ同期したい機器が9台以上になる見込みがある
- 画面、ダイヤル、カスタムボタンを毎日使いたい
- Bluetoothリモコンや人感を、家の操作の入口にしたい
- 本体を見える場所へ置け、126×94mmの設置面積を受け入れられる
現在のHub 2を使い続ける判断も成立します。Matterの同期が8台以内で、画面やダイヤルを使う場面がないなら、Hub 3の新しさだけでは理由になりません。差額を別の部屋のセンサーへ回したほうが、暮らしの変化を感じやすい場合があります。
反対に、購入前から「朝は画面を見る」「帰宅したらダイヤルでシーンを呼ぶ」「Bluetoothリモコンを机上へ集める」と場面が書けるなら、Hub 3を選んだほうが買い直しを避けられます。
よくある質問
Hub MiniとHub Mini Matter対応は同じですか?
別モデルです。今回の比較対象はMatter対応版です。Apple HomeやGoogle Homeなどへつなぐ予定があるなら、商品名に「Matter対応」が含まれているかを購入画面で確認してください。カードのリンク先でも、旧モデルと混ざっていないかを見ます。
Matterの4台、8台、30台は何の数ですか?
公式比較表にある、第三者サービスへ同期できるサブデバイス数です。赤外線リモコンを4台、8台、30台しか登録できないという意味ではありません。使うMatterコントローラーと、連携したいSwitchBot製品の対応表も一緒に見ます。
Hub 3だけで部屋ごとの温湿度を測れますか?
Hub 3のセンサーが測れるのは、センサーが届く場所の値です。複数の部屋を個別に測るなら、部屋ごとの別センサーが必要になります。画面に表示できる情報と、家全体を自動計測できることは分けて考えてください。
Wi-Fiがなくても赤外線リモコンとして使えますか?
初期設定とアプリからの操作にはWi-Fi環境が必要です。Hub 2やHub 3には公式比較表でオフライン操作に関する差がありますが、使い方や機器によって条件が変わります。外出先からの操作やMatter連携を想定するなら、安定した2.4GHz Wi-Fiを用意してください。






